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米国で11月の中間選挙の予備選が本格化する中、野党・民主党内で穏健派と急進左派(進歩派)の間の亀裂が深まっている。一部の候補者は有権者へのアピール材料として、バーニー・サンダース上院議員やアレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員ら急進左派による支持を前面に打ち出した。従来の穏健派候補では中間選挙で「通用しない」との認識が広がる一方、党内では左寄りな政治姿勢を誇示する手法に懐疑的な見方が強まっている。
西部カリフォルニア州の選挙区から連邦下院予備選に立候補した民主党のランディ・ビエガス氏は、企業献金を拒否し、国民皆保険制度の実現を目指す政策を掲げて支持を訴えた。サンダース、オカシオコルテス両氏からの支持も有権者へのアピール材料として活用した。
ビエガス氏は米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)に対し、自らが「あらゆる層に響く一般大衆向けのメッセージ」を発信していると述べ、自身の主張が広く浸透していると胸を張っていた。
サンダース氏は今回の中間選挙で、接戦と目される西部モンタナ州、東部のペンシルベニア州、メーン州、中西部のオハイオ州、ウィスコンシン州、ミシガン州などの選挙区から出馬している急進左派候補への支持を相次いで表明した。
民主党の急進左派の間では、大口献金を受ける党内の「エスタブリッシュメント」(主流派)に対する反発が根強く、今回の予備選でもその対立構図が鮮明になっている。